“勉強のできる時間は限られています。勉強だけやっていればいいという日々ばかりではありませんので、成果の上がる効率的な勉強法が必要になってきます。

まずは、勉強をする時間帯です。記憶というのは睡眠により整理され、思い出すことができるようになっていきます。そのため、睡眠が大事なのですが、睡眠前に暗記物をやっておくと覚えやすいです。逆に、朝は脳みそがフレッシュな状態なので、思考を必要とする教科、つまり、数学をやるといいです。前述したように睡眠により記憶が整理されるので、一夜漬けのような詰め込みはおすすめできません。短期間で覚えた記憶はすぐに忘れてしまうので学んだことを活用することもできなくなってしまいます。

しかし、暗記をするだけではテストの点数は上がってきません。どうするかというと実践です。本当に覚えているかを確認する必要があり、そのためには問題を解くのが効果的です。そして、間違えた問題はまだ定着不足なので、きちんと復習する必要があります。勉強をしているけど点数に結びつかない人はこの復習ができていない場合が多いです。理解→問題→復習→理解の繰り返しが大事です。問題を解くメリットは他にもあります。テストに慣れることもありますし、多くの問題を解いているとどのような問題がでやすいのが見えてきます。

しかし、一番大事なのは目標を持つことです。どこに行きたいのかはもちろんですが、どこに行き、何をしたいのかを明らかにして、それを想像しながら勉強をするとモチベーションが上がります。目標があれば、多少苦しくてもがんばれますし、妥協することも少なくなります。実際に入学したい学校に行って、見てみることが大事です。”